磐梯朝日国立公園からの雪融け水が、おいしいお米の源です。

私たち「神林カントリー農園」は、山形県と接する新潟最北の村上市で、昭和59年から米づくりに励んでいる農業生産法人です。
周囲を見渡せば、北には朝日連峰、東に飯豊連峰の山々がそびえ、西には程近いところに日本海、南には広大な新潟平野を望むことができます。磐梯朝日国立公園に属する両連峰に源を発する荒川と三面川は、清らかな雪融け水を運び、流域の広大な田んぼを潤してくれます。
このような山紫水明の恵まれた環境のもとで、「神林カントリー農園」ではスタッフが力を合わせ、春の種まきから秋の収穫まで約7ヶ月間、「たのしくつくると、おいしくなる」をモットーに、愛情込めてお米を栽培しています。
化学肥料、農薬ともに50%減の特別栽培で、安心・安全なお米を作ります。

「神林カントリー農園」が育てる数種類のお米の中で、特別栽培に取り組んでいる「コシヒカリ」と「こがねもち」。
特別栽培とは、通常の栽培より化学農薬と化学肥料を減らした栽培をいいます。
特別栽培の場合は、化学農薬も化学肥料もそれぞれ50%減らして栽培しています。種子の消毒を温湯で行ったり、土作りに地元養豚農家の有機肥料を用いたり、畦草の草刈りも草刈機で手刈りしたりと、環境にもやさしい米作りを常に心掛けています。
特別栽培し、さらに一手間二手間かけることにより、よりおいしいお米となり、おかげ様で長い間、多くのお客様からご支持を頂いております。
⇒農園コシヒカリの栽培履歴表
農繁期にはスタッフ全員が額に汗し、米作りに励んでいます。

春三月、まだ雪に覆われたままの飯豊連峰を遠くに眺めながら、神林カントリー農園の新たな米作りがスタートします。秋の収穫までの約7ヶ月間、生産チームを中心に、春の田植えや秋の稲刈りなどの二大イベントには、スタッフ総出の繁忙期が続きます。
代表の吉村社長に、米作りでの苦労や喜びについて訊ねると「稲の生育に合わせた日々の段取りと炎天下の草取りや溝切り、穂肥作業が大変と言えば大変かな。喜びは、やっぱり収穫だね。それも、品質の良いお米が期待以上に獲れたときは。あとは田植え終了後のさなぶりや稲刈り終了後の刈り上げなどの打ち上げも楽しみ。」とのこと。また、米作りで一番大事なことについて訊ねると「米作りは自然が相手だから、大雨の時もあれば猛暑の時もある。だから、日々の田んぼの管理が一番大事かな。あとは、常に自分の体調を整えておくことが重要かも。」とのこと。
秋においしいお米を収穫すること、そして多くの皆様においしいお米をお届けすることが、農園スタッフ全員の一番の願いです。